じっと見つめた君の瞳に写った僕が生きた印に何度も途切れそうな鼓動を強く強く鳴らして今日を超えてみたかったのだった。

歯磨き粉が15%増量していました。気づかれないように量を減らしていって、ちょっと元に戻して15%増量！と謳っていたのです。初めて会った日は50㎏で日に日に増えていき半年後に55kgに増量した彼女がその1か月後52kgになって結果的に3㎏痩せた！と言っているような、都合の悪い部分を断片を切り取って、良いことだけに上書きする、そんな、過去に一切とらわれない生き方は見習うべきです。

松の木を剪定中の庭師は、幼馴染の令嬢のご体調がよろしくなったようなので、汗を拭くためお身体を頂戴いたす。SEXを終え、ぎゅっと握った君のぬくもりで感じた僕らがつないだ証しは君と今同じ速さであの日描いた未来を歩いていくのだった。